獣医師の皆様へ

専門医による1.5次診療と救命救急

当院では眼科、外科、循環器科、皮フ科、感染症科（真菌感染症を含む）の専門獣医師による1.5次診療、ならびに救命救急医療を行っています。他院との連携を取りながら、広く患者を受け入れています。

セミナーについて

●獣医臨床セミナー

近隣の獣医師をお招きし、当院を会場として症例検討会を月一回行っております。詳しくは電話にてお問い合わせください。

●その他セミナーへの参加

東京大学および日本獣医生命科学大学から外部講師を招き開催される、CSセミナーとトライアングル眼科カンファレンスに定期的に参加しております。

学会発表・研究活動

当院では臨床で得た貴重な症例を分析・研究し、論文・報告書にまとめて学会等に発表しています。

主な研究報告は、以下のとおりです。

■院長の論文

「人と動物の共通感染症の最前線　Part1 本邦における犬のヒスとプラズマ症の疫学」JVM57:669-670,2004 「一般家庭で飼育されている犬、猫の口腔内真菌叢」JVM Vol 58, no4 : 338-340, 2005
「開業部会症例報告；一般家庭で飼育されている犬,猫の口腔内真菌叢」千葉県獣医師会報105:43-45, 2005.
「特集　4. 家庭内飼育動物が保有している病原真菌」小児科臨床　Vol.62 No.4 239-247 2009
「総説　臨床現場におけるUTI (細菌「真菌)の診断、治療」日本獣医腎泌尿器学会誌 4(1):9-16, 2011
「特集 治療シリーズ、私はこうしている、Vol.13感染症、レプトスピラ症」SA Medicine76(Vol.13 No6 ):28-33 2011
「特集 治療シリーズ、私はこうしている、Vol.13感染症、カンジダ症」SA Medicin 76(Vol.13 No6) :39-42 2011
「特集 診断シリーズ、疾患からみた検査の考え方、Vol.12 腎泌尿器、尿の微生物学的検査」SA Medicin78(vol.14 No.2): 50-56 2012
「特集 診断シリーズ、疾患からみた検査の考え方、Vol.12 感染症、カンジダ症」SA Medicin 88 (Vol.15 No.6) :71-75 2013
「特集：ペットからの感染症　皮膚真菌症」小児科　Vol.54 No.1: 19-27 2013
「人と動物の共通感染症の最前線　Part2一般家庭で飼育されている犬,猫の口腔内真菌叢」JVM 58:338-340,2005　88(Vol.15 No.6 ):60-64 2013
「解説　報告　小動物臨床領域で見られる真菌症（I）」日獣会誌　Vol.67 No.11: 807-811 2014
「解説　報告　小動物臨床領域で見られる真菌症（II）」日獣会誌　Vol.67 No.12: 878-885 2014
「解説　報告　小動物臨床領域で見られる真菌症（III）」日獣会誌　Vol.68 No.1:8-11 2014
「総説　耐性菌の現状と抗菌薬使用を考える　耐性菌をつくらないために」当院での取り組み」CAP 4　No.298: 14-22 2014
「特集：犬猫の脂質異常最前線　症例報告4 高脂質血症性眼病変を呈したミニチュアシュナウザーの１例」 Jounal of Modern Veterinary Medicine vol.23 No.145 2014/1 :28-32
「Molacular epidemiology of canine histoplasmosis in Japan.」 Med Mycol. 2007 May,45(3):233-47
「コイ(Cyprinus carpio)に対するEtil 2-aminobenzoate methansulfonate(MS-222), 4-Allyl-2-methoxyphenol(FA-100)の麻酔に関する研究ー水温及び濃度が麻酔効果、呼吸及び血液ガスに及ぼす影響を中心としてー」
「Pathogenicity of Ochroconis gallopava isolated from hot springs in Japan and arevew of published reports.」 Mycopathologia, 2007 Sep; 164(3):135-47
「Lecythophora hoffmannii isolated from a case of canine osteomyelitis in Japan.」Med Mycol. 2007 May; 45(3):267-72.
「Reactivity of paracoccidioidomycosis patients serm with Arthrographis kalrae Antigens. 」Kalil J; Cunha-Neto E; Rizzo LV.(Org.).13th International Congress of Immunology. Bologna: Medimond International Proceedings, pp.375-377.2007.
「18th Congress of the International Society for Human　Animal Mycology」 June11-15,2012 Veterinary Mycology P161
「Isolation of Microsporum gallinae from a fighting cock(Gallus gullus demesticus) in Japan. 」Med Mycol.2013 Feb;51(2):144-9.

■受賞

1.「Molecular epidemiology of canine histoplasmosis in Japan」
（ 2007年千葉大真菌医学研究センターベスト論文賞）2007.12.28
2.「動物における耳鼻科領域の真菌感染症8例」
（ 2010年日本小動物獣医師会年次学会　学術奨励緑書房賞）2010.8.28
3.「小動物における消化管穿孔に伴った真菌性腹膜炎の２症例」
（ 2007年日本小動物獣医学会[関東･東京]地区学会長賞）2007.9.2
4.「動物における膀胱カンジダ症の診断および治療の検討」
（ 2011年日本小動物獣医学会[関東･東京]学術奨励賞）2011.9.11
5.「千葉県における犬レプトスピラ症」
（ 2013年日本小動物獣医学会[関東･東京]学術奨励賞）2011.9.18

講演活動

当院では院長の村田を中心に、学会、獣医師会、各種研究会での講演を通年で行っております。

■院長の2015年度の講演

2015.7.15 千葉県立長生高校授業 ｢動物病院の一日｣
2015.9.7 日本獣医学会北里大学 ｢敗血症の診断･治療｣
2015.9.13 日本獣医師会関東三学会横浜 ｢肺葉捻転の診断･治療｣
2015.11.3 香川県獣医師会 臨床セミナー ｢敗血症の診断･治療｣｢レプトスピラ症の診断･治療｣｢動物の真菌症の診断･治療｣
2015.11.7 北海道小動物獣医師会 日本小動物獣医師会看護師エリアセミナー ｢感染症への対策法｣
2016.11.8 北海道小動物獣医師会 ランチョンセミナー ｢レプトスピラ症の診断･治療｣
2016.11.8 北海道小動物獣医師会 臨床セミナー ｢敗血症の診断･治療｣
2015.11.20 動物臨床研究所年次大会大阪 感染症シンポジウム ｢敗血症の診断･治療｣
2016.1.17 宮城県獣医師会仙台 臨床セミナー ｢血液ガスト輸液療法｣
2016.1.26 比較眼科学会 症例検討会大阪 ｢抗菌点眼薬の問題点｣
2016.2.3 愛知県獣医師会名古屋 ｢動物と接触してうつる人獣共通感染症｣
2016.2.20 東京農工大感染症センター市民公開講座 科学博物館東小金井 ｢動物と接触してうつる真菌感染症｣ 2016.2.20 獣医内科学アカデミー 感染症シンポジウム 横浜｢血流感染症､敗血症の診断･治療｣
2016.3.5 The Fifth Comparative Ocular Surface Diseases workshop“3rd Ski meeting in Niseko”“ Problems of Using Antibiotic Eye drops in Ophthalmology clinic”
2016.3.6 2015年度千葉県獣医師会学術年次大会 ｢角膜血腫により診断しえた免疫介在性血小板減少症ITPの治療例｣
2016.3.10 東京大学動物医療センターVMCセミナー ｢敗血症症例の診断･治療｣
2016.3.27 第8回獣医臨床感染症研究会VICA ｢敗血症症例検討」